超高濃度ビタミンC点滴療法

2つの大きな効能

1,アンチエイジング・美肌効果
活性酸素を除去することにより全身の細胞を活性化し、免疫力の改善や全身の老化予防効果をもたらします。また、コラーゲン産生による肌のしわ、たるみ、しみ、肝斑の改善効果を発揮します。
2,抗がん作用
がん細胞の内部で過酸化水素を発生させ選択的に細胞毒性を発揮します。がんに対する代替医療として注目されています。

超高濃度ビタミンC点滴療法とは?

■ビタミンCは抗酸化ビタミンであり、抗ウィルス作用や抗がん作用があることが知られています。ただしこのような効果を得るためにはビタミンCの血中濃度を高い水準まで引き上げることが必要です。
■一般に抗ウィルス作用を期待できるビタミンCの血中濃度は血液100mlのなかに10〜15mg、抗がん作用の場合には300mg以上が必要といわれています。一方、わたしたちが日常の食事やサプリメントによって摂取しているビタミンCによる血中濃度は100mlの血液の中に0.6〜1.7mg程度に過ぎません。たとえば経口的にビタミンCを1,200mg摂取した場合でも血中濃度は1.5mg程度に上昇するのみです。つまり経口的にビタミンCを摂取しても期待した効果を得るには足りないのです。
■血中濃度を血液100mlあたり300mg程度まで上げるためには、点滴によるビタミンCの投与が必要です。通常の点滴にもビタミンCを追加することがありますが、その場合でも追加する量は0.2〜2gです。これに対し超高濃度ビタミンC点滴療法では1回に25〜75gものビタミンCを投与します。
■この高濃度ビタミンC点滴の安全性は専門家であるRiordan博士らによって証明されています。

治療前に必要な検査

1、 G6PD欠損症の方(血液検査)
2、腎機能に異常のある方(腎機能低下や透析治療中の方)(血液検査)
3、脱水症状のある方(問診、診察)
4、栄養状態の悪い方(問診、診察)

■G6PD異常症について
高濃度ビタミンC点滴療法ならびにオゾン療法はG6PD異常症の患者には禁忌です。この点滴療法を実施する前に必ず赤血球膜G6PD活性を測定します。
※G6PD:グルコース-6-リン酸脱水素酵素
■G6PD異常症の頻度
G6PD異常症は伴性劣性遺伝を示す家族性溶血性疾患で、アフリカ黒人男性の約12%,フィリピン,タイ,台湾,中国南部など東南アジアの男性の数%、世界に数億人もいると推測されています。日本では1975年の厚生省の調査班が188例のG6PD異常症を報告しています。また、山口県の調査ではG6PD異常症の頻度は0.1~0.5%との報告があります。
■G6PD異常症は高濃度ビタミンC点滴療法で重症溶血性貧血発作をおこす危険がある
米国では高濃度ビタミンC点滴療法を実施する前に必ず赤血球膜G6PD活性を測定します。これはG6PD活性が低下している患者に高濃度のビタミンCを血管内に投与すると、重症の急性溶血性貧血発作を起こす危険があるからです。米国・ニュージャージー州ではG6PD異常症の患者にG6PD活性を測定せずに高濃度ビタミンC点滴を行い、このために重症溶血発作を起こした事例が裁判で争われています。しかし、G6PD異常症は日常では何ら不具合がないため臨床的重要度が低く、医師も関心を持ちませんでした。このために国内の検査機関ではG6PD活性の測定を受託していません。
しかし、高濃度ビタミンC点滴療法が国内で行われるようになったため、G6PD異常症には大きな問題を引き起こす危険性が出てきました。点滴療法研究会では、現在のように多種民族の流入と国際結婚による遺伝子の承継を考えると、G6PD異常症は増加し、高濃度ビタミンC点滴による重症溶血発作を起こす医療事故の起こる確率は2~3年に1件はあると推定しています。
そのため、25gを越えるビタミンC点滴療法を実施する場合には、赤血球膜のG6PD活性を測定し、G6PD異常症でないことを確認することが必要です。(『MR21 点滴療法研究会』ホームページより抜粋)

治療の流れ

▷初回
1、治療前検査 腎機能およびビタミンC濃度の測定(結果が出るまでに4日ほどかかります)
2、少量採血によるG6PD(グルコース-6-リン酸脱水素酵素)活性の測定(結果が出るまでに4日ほどかかります)
3、超高濃度点滴治療(約60分)
4、点滴治療後採血(ビタミンCの血中濃度を測定します。濃度が350~450mg/dlに安定するまでは毎回測定します)

▷2回目以降
1、超高濃度点滴治療(40〜60分)
2、点滴治療後採血(ビタミンCの血中濃度を測定します。濃度が350~450mg/dlに安定するまでは毎回測定します)

治療の基本的なプログラム
1、がん治療・・・週2回の点滴で6か月継続、経過が良ければ週1回でさらに6か月継続、さらに2週に1回を1年間継続、その後は月1回で継続する。
2、アンチエイジング・・・週1~2回を1クール(3か月)単位で継続してゆく。

料金

■治療前検査(初回のみ)(腎機能、ビタミンC濃度、G6PD活性の測定)
2万2千円
■点滴後採血(ビタミンC濃度が 350~450mg/dlに 安定するまで毎回おこないます)
5千円

超高濃度ビタミンC点滴(25,000mg/300ml)1回(60分)
2万円 

超高濃度ビタミンC点滴(50,000mg/500ml)1回(90分)
4万円

超高濃度ビタミンC点滴(75,000mg/1000ml)1回(120分)
6万円

超高濃度ビタミンC点滴(100,000mg/1000ml)1回(150分)
8万円

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Last Update : 2024-01-01